

ごみ質分析は法律で義務付けられているためだけでなく、ごみ焼却施設の維持管理、ごみ処理計画、ごみ減量計画、リサイクル・資源化施策のためのデータ収集など、さまざまな目的のために実施されます。ごみ組成分析調査は目的により調査方法、分析・測定項目などを検討する必要があります。
不燃ごみ、粗大ごみ、事業系ごみなどについても同様に調査・分析し減量化や、再資源化推進のための基礎データとなります。
埋設廃棄物、不法投棄された廃棄物などの分析調査でも目的により組成項目、分析方法などを検討する必要があります。災害廃棄物、海洋漂流物など、通常の一般廃棄物でないようなものは特によく検討します。
基本的な方法については環整95号の別表に以下の項目で定められています。
全文は環境省HPをご覧下さい。
環整95号(平成2年2月1日改定 衛環22号)
(各都道府県一般廃棄物処理担当部(局)長あて環境衛生局水道環境部環境整備課長通達) では、
・ごみ質 年四回以上
・焼却残渣の熱しやく減量 月一回以上
測定する事となっています。
環整95号抜粋及び、解説
ごみの3成分(水分、灰分、可燃分)
灰分測定
発熱量(低位、高位発熱量)
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ごみ質分析に関する詳細な項目

 環整95号抜粋及び、解説
ごみ質調査、分析の基本となる条文。
 ごみの3成分(水分、灰分、可燃分)
ごみ質の大切な指標の1つ。
”水分”、”灰分”、”可燃分”について。
 灰分測定
やや難解な算出方法を判り易く解説。
 ごみ質分析の流れ
分析に使用する機材の写真なども掲載。
 円すい四分法
サンプリング、縮分の基本となる方法です。
 物理組成分析(分別)
それぞれの組成項目についての説明等。
 組成項目(細分例)
それぞれの組成項目について細分類の例。
 発熱量(低位、高位発熱量)
実測値と計算値の違い。発熱用語の解説。
低位、高位、真発熱量、総発熱量など
 発熱量推算値
3成分による推算値など、いろいろな推算式
を紹介。本多の式、狩郷の式など
 プラスチック組成
プラスチックの素材の識別について。
 プラ新法
プラスチック資源循環促進法
 食品ロス
食品廃棄物、フードロス
 参考図書の紹介
ごみ分析の参考になる図書の紹介。
 安全について1、2
乾燥機事故防止、停電対策、感染予防等
  
では
環整95号による、サンプリングから調査分析、測定承ります。その他の測定、分析についても お気軽にご連絡ください。埼玉県内、東京、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬など、関東一円対応いたします。 |
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