
フードロス、食品廃棄物

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことを言います。
食品ロスには、過剰除去(野菜の皮の厚むきなど)、直接廃棄(賞味期限切れなどで食べずに捨ててしまう)、及び食べ残し(食べ残して捨ててしまう)などがあります。直接廃棄は未利用食品、手つかず食品などとも呼ばれています。
日本では本来食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は570万トンあると言われています。(令和元年度推定値)

食品ロス調査は、家庭及び事業者における食品ロスの実態を把握し、廃棄される食品の削減などを目的とすると言われています。
廃棄される食品は、焼却処分や運搬及び埋め立ての際に温室効果ガスを排出するため、環境汚染につながります。

食品ロスは主に、家庭から発生する食品ロス、いわゆる「家庭系食品ロス」と事業活動から発生する食品ロス、いわゆる「事業系食品ロス」などに区分されます。
そのうち事業系食品ロスは、食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業などの区分に分けられます。
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一般的な調査方法の例
・約200kgの試料を採取し、調査することが望ましいと言われています。
・一袋ずつ袋を開けていきます。
・調理くず(過剰除去)、食べ残し、直接廃棄などにに分類していきます。
・更に食べ残しでは、100%残存、50%以上残存、50%未満残存に分類します。
・消費期限、賞味期限等も計測します。
・全試料の分類が終わったら、直接廃棄を丁寧に並べ写真を撮ります。
・撮った写真は市民向けの啓発資料などとしてご使用いただけます。
厚生労働省食品ロス
厚生労働省消費期限・賞味期限参考資料

では
食品ロス調査、組成調査等、ごみ質調査・分析全般が可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。 |
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